アプリー日記 ♪  › 2012年06月27日

2012年06月27日

蛇の脱皮でiphone case

蛇の脱皮した皮を加工している会社の方と
お話ししました。







こちらが蛇の脱皮した皮で作ったiphoneケース。


蛇は神様の使い、特に白蛇は大変縁起の良い生き物とされています。

また、脱皮して成長していくことで

人の成長となぞらえて、何か大きな節目を迎えた人への

プレゼントとしてもいいかも。
(蛇嫌いの人にはまったくダメでしょうが・・。)


下の酒井穣さんのブログに蛇の脱皮について

詳しく書かれていたので掲載させていただきます。





酒井穣さんのブログ

脱皮できない蛇は滅びる
なんとなく中国の故事のようですが、この「脱皮できない蛇は滅びる」というのは、あのニーチェの言葉だそうです。現代思想に多大なる影響を与えたニーチェによる格言ともなれば、悩み多きときに、やりすごすこともできますまい(注1)。

脱皮にはタイミングというものがあって、それは脱皮を試みる本人にしか解らないものです。誰かが外から脱皮を助けてやるということも可能かもしれませんが、それには本人に「脱皮したい」という強い意思があることが前提となるでしょう。

脱皮には恐怖がついてまわります。それは新しい自分になるということであり、その新しさを得るために、これまで築いてきた愛着のある「ヌクヌクとした衣」を捨てるという行為だからです。

しかも新しい自分のほうが、これまでの自分よりも良いかどうかは、実際に変わってみるまで誰にも解らないという高リスクのオマケまで付いてきます。脱皮し続けたニーチェが、精神病院での死を迎えているというのは、ある意味で偶然ではないのです。

しかし、自らこれと決めて変化することは誰にとっても怖いことだからこそ(そしてマジョリティーはそんな変化を選ばないからこそ)、変化の結果として得られるモノに「希少性」が生まれる可能性があるのでしょう。

誰にでも手に入る希少性の無いものは、特に「コモディティー」と呼ばれ、その価値はどこまでも下落する運命にあるのです。企業としても人材としても、変化よりも恐れるべきなのは、自らのコモディティー化なのです(注2)。

生命というシステムは、そのグランド・デザインからして、イノベーションに価値を置くように出来ているのかもしれません。

履きなれたジーンズのウエストが最近どうもきついというのは、今回の脱皮の話とは全然関係がありませんからね(笑)。

(おしまい)  

Posted by アプリー at 19:37Comments(2)日記