アプリー日記 ♪ › 2012年06月01日
2012年06月01日
being ・doing ・having

本やFacebookでいつも感銘を受ける野口嘉則さんのメッセージです。
Facebookにこれまた、素敵な文章が掲載されて
いましたので転載しますね。
今年ももうすぐ半分。
残りをどう過ごしていくか
一度、じっくり考えてみるといいですね。
野口さんのメッセージをどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓
僕たちの行為や行動のことをdoingといい、また、その行為や行動の結果として得られるものをhavingといいます。
たとえば、「目標に向かって努力する」という行為はdoingで、その結果として獲得する「実績・成績」や「肩書き」「地位」「学歴」「お金・財産」などはhavingです。
また、僕たちの存在そのもののことをbeingといいます。
beingとは、僕たちが「存在すること」であり、僕たちの「命そのもの」でもあります。
being 存在そのもの
doing 行為、行動
having 獲得するもの
僕たちの多くは子どものころから、「よい行いをしたかどうか」「親の期待に応える行動をしたかどうか」(=doing)で評価を下されたり、「成績の良し悪し」(=having)で褒められたり、がっかりされたりする、という経験をします。
こうしてdoingやhavingばかりを評価されて育つと、自分のbeing(存在)に自信がなくなってきます。
そして、そのbeingに対する自信のなさを埋めるために、人からの評価を得ようと、doingやhavingを追い求めるようになりがちです。
しかし、僕たち人間の本当の素晴らしさは、勉強ができるとかできないとか、仕事ができるとかできないとか、人から好かれているとかいないとか、そんな条件をまったく超えたところにあるのではないでしょうか。
存在すること、つまりbeingこそが、僕たち人間の素晴らしさだと思うのです。
今日は詩を2編、紹介したいと思います。
「騙(だま)されるな」
ビートたけし
人は何か一つくらい誇れるもの持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢をもて、目的をもて、やれば出来る
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
(『僕は馬鹿になった』ビートたけし著 より)
この、たけしさんの詩、僕は大好きです。
前半の5行はちょっと苦しくなってしまいますが(^^;
後半の3行で自分のbeingがエネルギーを得て、
とても晴れやかな気持ちになります。