アプリー日記 ♪  › 2010年10月24日

2010年10月24日

おすすめ本

デザインについて書かれたいい本です。



ピンと来た一言 (44~46ページより抜粋)

『よいデザイナーになりたければ食べるものと着るものに気を使え」ということです。
貧乏なのにお洒落をして美味しいものを食べるというのは、それこそが創意工夫
であったような、つらい体験を今でも思い出しますが、デザイナーに限らず、売れっ子と
いわれるカメラマン、スタイリスト、ヘアメイクさんなどは皆、美味しいものをよく
知っていました。

~中略

「食べること」とデザインすることはとても共通点が多く、たとえば、人は一度美味しい
ものを食べてしまうとその味を忘れられなくなり、もっと美味しいものはないかと探し始めます。

上質なデザインとはまさにこれと同じで、一度体験してもらう(購買してもらう)とその魅力の
虜となり、もっともっと上質なものをと、常に顧客から求められる存在になれるのです。

~中略

ですから、食べることに感度を上げられない人は、クリエイターとしてはなかなか苦戦を
強いられる場合があります。
逆にもしあなたがおいしい料理をつくったり食べたりするとが好きであれば、デザインに対する
適正は非常に高いと言えます。』



以上、

読んでみて、デザインに対して無頓着でいることは
損であり、また罪悪感さえ感じてしまいました。

デザインや上記の、美味しいもの食べること、着ることについて
もっと感度を上げていきます。

良いデザインに触れることはそれ自体、心地いいことで
まさに「美味しいものを食べる、お気に入りの服を着る」と
心の状態が同じですね。


  

Posted by アプリー at 11:42Comments(0)